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漫画やアニメによくみられるクラバットの結び方
こんにちは
幻想妖品店 草方堂
(ゲンソウヨウヒンテン クサビラドウ)
店主のENoKiです。
今回は漫画やアニメによくみられるクラバットの結び方についてお話しようと思います。
クラバットは今日のネクタイのご先祖様みたいな存在のネッククロスで、初期と後期で形が異なり初期は長方形でレースなどの装飾が凝ったタイプで、後期は19世紀初頭の紳士の間で流行した正方形の物でこちらは装飾は無くシンプルなタイプです。
その辺のそもそものクラバットについてもっと詳しいことは当ブログの過去記事でお話しているので気になったあなたはコラムカテゴリーを見てみてくださいね。
クラバットの結び方


漫画やキャラクターイラストの衣装でよく見られるタイプのクラバットは上記の様な感じの初期クラバット形状の物が多いかと思います。(それか結ばずに首の後ろでピンでとめるタイプのストックと言われるネッククロスかもしれないですね。 )
初期クラバットはダービータイ(今の一般的なネクタイ)と比べるとボウ・ノットやスリップ・ノットなどの簡単な結び方で用いられていたそうなのですが、今回は史実からはちょっと外れてクラバットを現代ファッションとして楽しむために、シルエット重視で最近のキャラ絵などでよく見るクラバットの形状に一番近いシルエットになる結び方をご紹介いたします。
本来は長さのあるアスコットタイに使用する結び方なので勿論アスコットタイを結ぶ際にも使ってみてください。
簡単にさらっと結べる方法なのでスチームパンクファッションやロリィタファッション、王子系ファッションに取り入れたり、新選組や近世貴族を衣装モチーフにしたコスプレなんかの参考にもどうぞです。

輪に通さずに③の一結びして端Aを前に垂らして形を整える所で完成にしてもOKです。
そのあたりのニュアンスは好みに合わせて楽しんでください。
今回ご紹介した結び方はあくまでも漫画やアニメ、ゲーム内でのキャラクターの衣装で多く見るシルエットに近くなる結び方なので本来の史実に沿った結び方ではないとは思いますが、明日着るお洋服のコーディネートの参考にしていただけたらなと思いお話させていただきました。 あの日憧れたページの向こう側の装いを日常に取り入れられたら素敵だなと思っている方のちょっとしたお手伝いができればいいなと思い今回のお話をさせていただきました。また、こんな感じのhow to系のお話もしていこうと思います。

最後に幻想妖品店 草方堂では、結んで胸元を華やかに彩るクラバットやリボンタイなど、ページの向こう側のファッションアイテムをハンドメイドしております。
是非結ぶというドラマティックなひと時を貴方の日常に取り入れてみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回にお会いできるのを楽しみにしております。